保険会社はなるべく余計な保険金を支払わないことを望んでいます。
また、健康な人だけが保険に入っていれば保険金を支払う確率は下がって、私たちが払う保険料も下がるし、受け取る保険金も上がります。
これが健康な人やタバコをすわない人などを対象に保険料を割り引く制度です。
喫煙は、肺がんをはじめとする様々な病気を引き起こします。また、喫煙を開始してから20年~30年かかって発症するとも言われています。
また、タバコを吸ってる人は、今は健康でも将来病気になるリスクが高いことが統計上分かっています。
そこで設けられたのが「非喫煙者割引」です。
この制度を受けるためには検査が必要で、検査の結果、喫煙(過去1~2年前まで)してないことが認められた場合、保険料が割安になります。
血圧や肥満度などを測定し、一定の基準を満たしている場合に健康体割引を行なう保険会社もあります。
血圧は最高で約140未満、最低で約90未満であること。またBMI値(肥満度)は計算式で算出されこれが規定の範囲内(18~27程度)であることが条件です。
また、非喫煙体割引と健康割引を組み合わせたリスク細分化型の保険料率を使う保険会社もあります。
保険会社各社で健康体の基準にはばらつきがあります。