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病院へ行く前に保険に入ろう!告知義務とは?

健康に自信のない人は、病院に行く前にまず保険に入りましょう。一度病気をしてしまうと保険に入り難くなってしまいます。

保険に入るときは現在の健康状態やこれまでの病歴、職業などを告知する必要があります。
告知には、告知書に記入する方法、告知書+健康診断書を付ける方法、医師による診査を受ける方法などがあります。どの方法かは、保険の種類や金額によって保険会社ごとの規定があります。

告知の結果、保険に加入できなかったり、「条件付」「保険料の割り増し」などの特別条件が付く場合もあります。

また、重要な事実を告げなかったり、嘘の告知をしたりすると「告知義務違反」となり、保険加入2年以内であれば保険の契約を取り消されてしまうこともあります。もちろんその間事故が起きてしまっても、保険金や給付金は支払われません。
また、告知違反内容が悪質な時は、2年以上経っても契約は無効になり、保険金や給付金、解約返戻金なども支払われません。


新保険法により質問応答義務へ

平成22年4月より施行された新保険法により、「自主告知義務」から「質疑応答義務」へ変更されました。これまでは契約者が保険会社に対して自発的に重要な事実を言わなければならなかったのですが、現在は、保険会社側から質問されたことのみに答えればよくなりました。

なので聞かれたことに正確に答えていればOKです。5年以内の入院歴や手術歴を聞いていた場合、6年前のガンでの入院手術は告知の必要はないということです。余計なことは言わないように♪


診査をクリアするテクニック

生命保険に入るとき行なわれる診査は、尿検査、血圧測定、身長・体重測定など。通常の健康診断よりも検査の内容はゆるいのです。(高額な保険金の場合は別)
勤務先などで行なった健康診断の結果を提出してもOKですが、もしも必要でない項目で悪い数値が見つかったら面倒です。最悪の場合、加入できないこともあるかもしれません。
なので、健康診断は言われた項目だけをあたらめて行なう方が良いです。


原因不明不妊は病気ではない

不妊治療中で保険の加入を検討している人はどうなのか?
実は私がそうでした。ですが、お世話になったFPさんによると、原因不明の不妊治療は病気ではないので告知の必要はないそうです。告知した場合、保険会社によっては女性疾病や帝王切開などは保険対象外という特約を付けられてしまうこともあるので注意が必要です。
ここのところはよく中立の立場のFPさんに相談してみるといいと思います。


病院に行く前に保険に入る

以上のことから、健康なうちに保険に入ることがなによりスムーズです。
具合が悪くて病院に行ってからでは告知義務が発生してしまいます。
また、特に女性の場合、妊娠から出産まで入院する可能性が高くなるし、帝王切開や異常分娩の可能性もあるわけです。妊娠してからでは無事に出産するまで保険に加入できないケースもありますので、結婚して子作りをスタートする前に、保険に入っておくことをおすすめします^^

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