生命保険で損してない?必要保険額を知ろう > 自分に合った保険の種類を選ぶ

自分に合った保険の種類を選ぶ

自分にとってのリスクとは?自分に今必要な保険はなにか?
リスクを洗い出す作業が終わったら、今度はどんな種類の保険を選ぶかを決めていきます。

これは基本ですが、もし保険+貯金も兼ねて・・・と思ってるなら、支払い総額の計算をし、払った金額より多く戻ってくる保険を選ぶこと!!
また、保険料が一定でアップしない保険を選ぶことも大切です。子どもの教育費がかかる40代50代に保険料がアップしたら大変。不景気でお給料も上がらないのに・・・^^;;。


終身保険

終身保険は一生涯、いつ亡くなっても死亡保険金が出る保険です。
保険料の一部は積み立てられ、解約時には解約返戻金がもらえるので貯蓄性もあります。
その分保険料が割高になります。


養老保険

養老保険は死亡保障を準備するための保険ですが、保険期間中に何事もなければ満期時に本人が満期保険金を受け取ることできる保障性と貯蓄性を併せ持った保険です。そのため保険料は最も高くなります。

一時は大変人気がありましたが、予定利率が下がっている現在、養老保険の満期保険金は、払込保険料の総額とあまり変わらなくなっていて、以前のような人気はなくなっています^^;;


定期保険

定期保険は死亡保障を準備するための保険です。
無事に満期を迎えると掛け捨てになり、その分終身保険に比べて保険料は大幅に安いのが特徴です。

定期保険は、保障額は2000万円以下、保障期間は10年程度の短めの死亡保障を準備したい時に向いている保険です。要するに「つなぎ保障」や「上乗せ保障」向きですね。


収入保障保険

収入保障保険は、死亡保障を準備するための保険です。
高額・長期の死亡保障が割安に準備できるのが特徴です。

加入期間など予め設定するという点では定期保険と一緒ですが、最大の違いは、定期保険の場合一時金で支払われ、いつ死亡しても受け取る保険金は変わりませんが、収入保障保険の場合は、死亡保険金は分割(毎月払いが多い)で支払われ、受け取る保険総額は加入時がピークで年数の経過に伴って減少していきます。
なので、保険料で比べると収入保障保険の方がかなり安くなります。

子どもの人数が確定している夫(2000万円以上の高額な死亡保障が必要な夫)に最適です。子どもの成長にしたがって必要な死亡保障は下がってくるので、見直しの必要がないのもラクです。
高額な死亡保障を準備するためには、定期保険より収入保障保険の方が合理的と言えますね。


医療保険

医療保険は病気やケガによる入院・手術などの医療保険を主契約にした保険です。
医療保険にも「終身型」と「定期型」があります。

日本人の60歳以下で死亡する確率は8%です。また、ほとんどの人が病気で入院中に亡くなるか、退院後隠語、自宅に戻ってきて亡くなります。高齢になるほど医療保険は必要性が高くなる保険なので、ベースの保障は終身型がおすすめです。

保険期間の短い更新型の場合、更新するたびに保険料はアップし、80歳以降継続できない仕組みになっているのがほとんどです。ちなみに80歳の生存確率は男性60%、女性80%と高い生存率です^^
そして上乗せ分は無理のない範囲で定期型にするといいですね。(⇒医療特約について)

1回の入院でできる継続日数は、もっとも一般的な120日型だと入院の約70%がカバーできます。通常の入院は60日、ガン、7大成人病での入院は120日になる保険も人気です。

また、保険料の支払い期間は、予算的に余裕があれば老後に支払いを残さないため短期払いがよいです。ですが終身払いより保険料が高いのが難点です^^;;
※医療保険の場合、解約は前提とならないので解約金のないタイプがおすすめ。その方が安いですよ。


ガン保険

ガン保険は保障の対象をガンに特化した保険です。
医療保険の中でもガンは保障されれますが、ガン保険は、入院給付金は無制限、診断時の一時金など医療保険にはない保障があるのが特徴です。

ガン保険にも「終身型」と「定期型」があります。
「ガン」は、2人に1人はかかると言われている国民病です。死なないまでも治療は長期に及びます。また、高齢になるほどガンが発症する確立は高いので出来れば終身型が安心です。
また、最近は抗がん剤も放射線も通院で行なうケースも多く、通院保障があるとなお安心です。


団体信用生命保険(団信保険)

住宅ローンの返済途中で死亡、高度障害になった場合に、本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払う制度です。
掛け金も安く、加入時年齢による条件の差が無いのでメリットの多い保険です。
住宅を購入し、団信保険に入ったら、死亡保障を見直し減額して保険料をローンにあてるのが賢い方法ですね^^

※民間の住宅ローンの場合、保険料がローン金利に含まれてる場合がほとんどなので重複に注意すること。

簡単ですが保険の種類の説明をしてみました。
自分に何が必要かが分かったら、次は必要保障額を確認してみましょう~

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